ブラック企業でありながら利益を出し続ける店長 その2

では、ブラック系企業の店長達はいかにして利益を出せる店長となっていったのでしょうか?

その秘訣とは何だったのでしょうか?

前回、ブラック企業でありながら利益を出し続ける店長とは?その1に引き続き、ブラック系企業であっても、評価のある店長の特徴についてお話していきたいと思います。

人を動かすことができるか

ひとえにこれに尽きます。いかにして自分の思惑や方針をスタッフたちに理解させ手足のように動いてもらうか。それができれば鬼に金棒なのです。

ところが、この人を動かすという能力。口では簡単に言えますが見るとやるとでは天地がひっくり返るくらい難しい作業なのです。

では、具体的に見ていきましょう。どうやれば人を動かすと力が身につくか。

その現場での最高のお手本となる

人に自分の代わりに動いてもらい、自分の思う成果を上げてもらうには、動く方の人から見て真似をすることから始めれば比較的簡単にできます。それは、幼児がいいこと、悪いことを覚え始める頃と同じです。いいことをすればお母さんから褒められ、悪いことをすると叱られる。

叱られれば怖い思いをするし、不快になります。これは、子供であっても大人であっても同じこと。逆に褒められれば快感です。嬉しさと喜ばしさが同時にやってきて満足感を味わえます。どうせなら褒められて満足感を味わった方が誰だっていいですよね。初めてお店に入った人たちは丁度この幼児の頃と同じ精神状態なのです。

いい見本を見ればその通りにやって店長から褒められることを期待するのです。

逆に良くない見本を見ればどうなるでしょうか?新しいスタッフは疑いもなくその通りに真似をするでしょう。そしてその仕事の進め方を店長は叱ったり時には怒ったりします。言われた新人のスタッフは戸惑います。しかし、すぐに軌道修正します。

自分は悪くないと。いけない見本を見せた店長が良くないんじゃないかと。なのに、なぜ自分が叱られるのか?ひょっとするとこの店長は無能なのじゃないのか?と。初期の段階でこうなってしまうともうお手上げです。あなたはせっかくの人材を殺してしまったことになります。

背中で見せる教育を

どこの会社でも店舗でも新人さんの導入教育というものは行うでしょう。新人研修というやつですね。この座学による教育はもちろん重要です。会社の理念や経営方針を理解し頭に叩き込んでもらうためには必要な手段だと思います。

さて、問題は実際に店舗に配属されてからの話になります。配属先の店長のやり方が本部で受けた研修内容と異なるというケースが多々あるのです。この場合、店長のやり方が素晴らしく、利益もきちんと出しているのなら 問題はないのですが、困るのは店長の動き方が研修で聞いた内容と大幅に狂いが生じている場合です。

それをそのまま鵜呑みにして仕事を覚えればその新人さんは大変な遠回りをするか、下手をすると不満分子の固まりになってしまうこともあり得ます。それほど現場の店長の役割、存在感は大きいのです。

場数を踏む:経験値をあげる

利益を出せる店長になるには、スタッフに動いてもらうしかありません。いくら素晴らしい店長の元で仕事を覚えたとしてもそのノウハウを実践できないと意味がありません。では、利益を出す店長は、どのように人使いが上手かったのでしょうか?はっきり言って上手くなるための特効薬はありません。

ただ、場数を踏んでいくだけです。この単純で地味でシンドイ作業を繰り返すことによってようやく人使いのコツが見えてきます。つまり失敗を恐れずにドンドン繰り返せ、ということになりますか。いくらスタッフでも人間としての心もあれば価値観も違います。信念も当然ちがってくるでしょう。

そんな人たちにあなたの信念をいきなり押し付けても反目されるだけでいうことは聞いてくれないでしょう。聞いてるフリだけで魂のこもった仕事をしていない場合もあるでしょう。では、場数を踏むのにおいて何か近道はあるもでしょうか?

コミュニケーションを絶やさない

やっぱりこの手段しかないですね。ズバリ、コミュニケーションです。お互いの意思の疎通さえ順調ならば労を少なくして仕事にかかれます。飲みにケーションでも普段のミーティングでも構いません。仕事中のちょっとした声かけも効果があります。

声をかけられたり面談をするということは自分が店長から目をかけられているということです。期待の表れということですよね。私の場合、細かいミーティングを重視しました。その場合は必ず、数字で話をしました。根拠のある話しをしないと相手も納得できません

その場合、最も説得力があり公平感があるのが数字だからです。アルコールの力を借りる場も良いですね。酔いのせいでお互いの心の鎧が取れて裸の会話になります。警戒心が取れれば、人間誰でも素直なものです。何故、もっと早くこういう場を設けなかったのかと思えるくらいです。

利益を出せれる店長はこういった場を数多く踏んで人使いの道を覚えていくのです。

さいごに

結局、人を上手に使うための近道は特別なことではないというのがお分かりいただけたでしょうか?

特別なことではないんですが、思うようにならないことはたくさん出てきます。いくらミーティングを重ねてもこちらの意が相手に伝わらないこともたくさんあります。

世の中はそういった意味では自分の思い通りにはなりません。思い通りにならない中から自分に見合った道を見つけていきましょう。

参考:日本の会社はなぜ「ブラック企業」になるのか

 



コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です