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大型店舗であれ小型店であれ、直営店、フランチャイズ。いかなる業態の店舗にとっても競争に勝ち、生き残るという事は並大抵の努力ではありません。新規出店するのに多大な労力を使い気に入った立地で流行りの業態のお店を出すことができやれやれ、と思ったのもつかの間。世間の目はあなたのお店ができたことによって厳しい視線を投げかける事に気づく事になります。
では、生き残るための手段とはどのようなものがあるのでしょうか?
セールをかける:集客効果をはかる
お店というものは何も仕掛けなければどんどん右肩下がりに客数をへらします。例えば、飲食業界のラーメン屋にしろケーキ屋にしろオープンした時は物珍しさも手伝って計画通りの売り上げを作れるでしょう。しかし、開店して1ヶ月も経てば平日の売り上げが10万円も行かないという事態にやがて陥ります。
飲食店は味勝負と思ってもそうそうたやすくお客様はなびいてきてはくれません。そこで最も簡単な方法として広告費をかけて販促を行います。メジャーなものとして新聞に折り込みチラシを入れて集客を図る戦法です。
物販店にしても飲食店にしても目玉商品でお客様の集客を図ります。チラシ効果によって来店してくださったお客様は価格の誘惑に負けたお客様もいますが初めて来店してお店の良さを認知してくださったお客様も必ずいます。チラシを蒔くことによってこういったリピーターとなるお客様を開拓していきます。
接客の充実:リピーターを作る
チラシを蒔くことによってお客様の数は増えました。
次に行っていくのは
- 接客の充実
- 店舗の清潔感
- 欠品をなくす
の3点です。
お客様がお店に行くのは当然、目的があるからです。
あのお店に行けば買いたい商品が必ずある。選びたい商品も豊富に揃っている。食べたいメニューも豊富で売り切れ何てことはほとんどない。こういうイメージを持ってもらえたなら、リピーターになって貰える可能性は大です。そして、並行して接客を充実させます。
挨拶の言葉は元気よく大きな声で。とにかくお客様に活気があって繁盛しているお店という印象を持ってもらうのが狙いです。更には物販や専門店であるならば商品知識を勉強することも重要な接客となります。
あの店に行けば聞きたい事を分かりやすく教えてくれる。それも親切に。こういう風に思ってもらえれば上出来です。それができるからこそ専門店は生き残る確率が高くなるのです。店舗の主役はお客様です。スタッフ達は脇役としてお客様を光らせるよう日夜、努力しなければばらないのです。
そして清掃を店舗の隅々にまで渡って行う。特にトイレの清掃は大事です。トイレが汚いお店はもう一つ流行らないと自覚しましょう。
スタッフへの教育:客層(上客)の充実
店長が一人だけでやっているお店なら関係ないですが大抵の店舗は何人かのパートさんやアルバイトさんを雇っています。彼ら彼女たちが動いてくれるおかげでお店の運営は成り立っているのです。だから、スタッフに対する感謝の気持ちは絶えず持っていなければなりません。
でも、油断も禁物なのです。店長がいる時はよく動いているのに店長が不在だったら途端に作業効率を落とす事がままあります。なので、オススメしたいのが自分にとってのNo.2を作っておくことなのです。
そのNo.2に自分が不在の時などに業務を一任できるくらいのレベルにまで育てあげます。これをしていると店舗の運営はものすごくやり易くなります。
店長が不在になった時に最も避けたいお店の雰囲気はスタッフ同士でのオシャベリです。これが日常化してしまうと上客と呼ばれる層が来店してくれなくなります。期待を裏切ったということですね。
その代わりお店の雰囲気を悪くしてくれそうなお客さんがやって来出します。こうなってくると店舗の利益は上がりません。
上客だからこそ高価格帯の商品を買ってくれるんです。まあ、同じお客様を差別扱いするのは決して良くありませんがお店の先行きを考えるとどこかで手を打たなければならなくなるでしょう。
さいごに
如何だったでしょうか?店舗が生き残るためにやってもらいたい事として
- セールをかける
- 接客を充実させる
- スタッフの教育
の3点を紹介しました。
店舗が生き残るのは熾烈です。まだ、個性的で特化しているような業態の場合なら競合相手も少ないでしょうが飲食業界のように競争が大変、激しい業界では常に知恵を絞らないとすぐに競合店に飲み込まれてしまいます。パン屋やスイーツを手掛けている独立店のオーナー店長は日夜、新作の開発に余念がありません。
既存の商品構成だけでお店をやっていてもいつかは必ず飽きられてしまい売り上げは下がるでしょう。なので何か目新しいものを常に探しています。競争の激しい業界で生き残ろうとすればこのくらいの努力は当然としてやらなければならないのです。
何の変化もさせずにオープン当初のままでやっているお店は間違いなく1年もたないでしょう。時代の流れはますます速い現代です。お客様をいい意味で驚かす仕掛けを絶えず考え続けたところが残っていくのでしょう。
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