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個人でラーメン屋さんを始めようとしていらっしゃる方は多いのではないでしょうか?
比較的、少資金で独立することが可能です。
手っ取り早く独立という夢を叶えるのならば数ある飲食店の中でもラーメン屋ならばそれも可能でしょう。では、個人でラーメン屋を構えていくためにはどんな事を準備していかなければならないのでしょうか?
Contents
店舗運営ノウハウを完成させる前に【覚悟を決める】
個人でラーメン屋さんをやるからには、まずはラーメンについての知識やラーメン作りのノウハウを完璧にマスターする必要があります。
あなたがオーナーとして店長を雇って事業を行うとしても、あなたにラーメンについての他の誰にも絶対負けないもの、を持っていなければ競争に打ち勝っていけないでしょう。
それほどラーメン屋業界は競争が熾烈です。
年間、何百以上の新規の出店があって1年後に生き残っているお店というのは3割あったらいい方でしょう。過半数以上の新規出店のラーメン屋さんが1年の以内に閉店の憂き目に遭っているのです。なので、この事を片時も頭から離さないで自分流のこだわりのラーメンの味を追求していって欲しいのです。
全てはここから始めるという事を意識しましょう。
一匹狼としての開業?フランチャイズチェーン一員としての開業?【方向性】
独立出店するにあたってご本人さんが気にされる部分ではないでしょうか?
独立開業への経緯は人様々でしょうが、誰からの支持も受けたくない、己の腕一本でやっていきたい、という思いが強いのならどこの系列にもフランチャイズにも属さない一匹狼型のお店になるでしょう。
逆に、とんでもない、とてもそんな勇気はないしお店軌道に乗せるための知恵もない、とおっしゃる方ならばフランチャイズチェーンに加盟してやっていく道のほうがいいでしょう。
ただ、どちらの場合でも出店するまでには相当な期間の修行が必要になってきます。特に一匹狼型のお店にこだわるのならば、この作業行程は外すわけにはいかないでしょう。
とにかくラーメン屋で独立するのは大変です。修行は厳しいですよ。
ラーメン屋は比較的少ない持ち資本で独立出来るところが魅力なわけですが、その代わりそこにたどり着くまでには相当な覚悟の元の修行が待っている事を忘れないでください。
それなら、フランチャイズチェーン形式の会社にお願いして所定のカリキュラム修了させてもらって、さっさとお店を出そう、なんていう甘い考えはおそらく通用しないと思います。既存のフランチャイズチェーン形式のラーメン屋も元をたどれば一匹狼で出発したたたき上げの職人です。
出店開業を認められる人間は社内にもそんなにたくさんいる訳ではありません。
如何にして経営センスを身につけるか【ビジネス思考を磨く】
既存店のラーメン屋だからといって、ただ味にこだわったラーメンだけをを出していればいいというものではありません。お店を任される存在として十分やっていけるかどうか。そこを見られるわけです。
つまり、利益を出せる店長になれるか、という部分を重視されているわけなのです。なので、今一度、確認していただきたいのです。あなたは美味しいラーメンを提供する料理人になりたいのか?それともラーメンを通じてお客様を増やし地域一番店となれるくらいのお店に出来る店長になりたいのか?
この見極めをまずは徹底的に行うことからですね。
さいごに:独立開業への強い気持ちと覚悟はあるか
今回はラーメン屋さんを始めるための究極の心構えを中心に書かさせてもらいました。
究極と言っても要は、何が起こってもどんなに酷く、辛い仕打ちにあっても心を折ることなくラーメン屋で独立開業させていく夢を捨てない事ができるかどうか、という事です。
飲食業界の修行っていうのは本当に前近代的なものです。企業の論理などはそこには存在しません。では、次回は出店するための準備等に関する事を書いていきたいと思います。
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