個人でカフェを開業する方法①【開業準備と心構え、物件選び】

最近は喫茶店というよりも「カフェ」という呼び方が浸透してきたようです。いかにもお洒落そうで洗練された感じがします。では、そんなカフェを開いて独立開業していくためにはどうしたらいいのでしょうか?時系列的に追って書いていきたいと思います。

■業務に慣れる

いくら独立してカフェを開きたいと思っていても実務経験が全くないようでは危なっかしくてとても見ていられません。どんな業種で開業するにしろ自分自身がその仕事においては誰にも負けない、というくらいの自信と自負心を持っていなければ何かあった時に心が簡単に折れてしまいます。

まず、アルバイトでもなんでもいいので実務経験を積む事です。できたら1年間は我慢して修行しましょう。1年間という時間は何事をやるにおいても基本となる時間です。日本には「春・夏・秋・冬」と四季があります。暑い時、寒い時によってお客様が欲しがるものには当然違いがでます。

それらのニーズを肌で感じておけば自分が開業したときに役に立つ事請け合いです。目的意識をしっかり持って実務経験を積みましょう

■コンセプトを考える

業務にも一通り慣れ、年間を通して、どういう動き方をすればいいのかが分かってきたならば、自分が開業したいと思うお店の青写真を描きましょう。

大体のイメージ戦略におけるポイントは

  • ターゲット層
  • 商品構成
  • 立地条件
  • 価格帯
  • 店舗の外観、内装

などになるでしょうか。

これらの要素をイメージとしてはっきりした形にできるまで徹底的にシュミレートしましょう。あやふやなコンセプトで夢ばかりを追求しようとしてもいい結果には帰って来ませんので。

■リサーチ

時間を見つけては自分にとって気になるお店やネットや雑誌などによく取り上げられる人気店を調査しましょう。

リサーチはどれだけそのためにお金を落して行ったかによって自分にかえってくる確信度が変わってきます。何故、人気店にはお客様の脚が止まらないのか?目的を持って調査しましょう。時間帯もいろいろ変化をつけましょう。

朝の時間帯。昼の時間帯。夕方から夜の時間帯。平日と休日など。視察回数を増やせば増やすほど自分にとっての有意義なヒントが得られるはずです。

■自己資金の調達計画

開業するためには当然、それなりの費用がかかります。この費用をどうやって工面し作っていくか。真剣に考えましょう。カフェを一店、開業させようとするのは易い買いにはならないでしょう。立地の場所や店舗の規模にもよるでしょうが最低でも1000万円くらいの資金がかかると思います。

その資金をどうやって工面していくのか。貯めて行った場合、何年くらいかかりそうか?融資する場合はどこへ行くか?など。自らがオーナー経営者となるのです。誰にも助けてはもらえません。資金繰りというのは心を鬼にしてかからなければ到底、やっていけないものですから。

■物件探し

カフェ開業にとって非常に重要なポイントとなるのが物件でしょう。特に立地条件に関しては譲れない部分が多いと思います。飲食業関連はとにかく場所です。いくら最新のトレンド要素を盛り込んだお洒落な外観の店舗を作っても人通りがなかったり駅から遠いなどの条件では商売となりません。

最初から車で通ってもらうロードサイド店舗ならいいですがカフェは通りすがりに気軽に入れる場所がベストチョイスとなるのではないでしょうか?そういう意味でも場所探しは超重要な案件とあるのです。

■商品の絞り込み

お店でどのようなドリンクや料理を出すのか。スイーツも扱うのか?どれくらいの種類を扱うのか?価格帯はどうするのか?対象年齢はどのあたりに絞っているのか?などを具体的に選別していきましょう。

商品はこれからお店をやっていく上で命ともなるものです。味と香りが成っていなければ、たちどころにお客様の脚は遠のくでしょう。あなたの真剣度が試される選択です。

■さいごに

いかがでしょうか?とりあえず最初のコンセプトの段階から商品の選別という段階までを紹介してまいりました。ここまでたどり着くには人によってさまざまでしょう。

半年程度で到達する人もいれば1年も2年もかかってしまう方もいるでしょう。でも、時間はいくらかけてもいいと思います。焦って急いで出店してしまうことは一種の賭けのようになります。

商売はじっくりと石橋の上を渡る位の慎重さがあってもいい時があります。特に初めてお店を出すときなどは慎重にも慎重を重ねて取り組むべきだと思います。よく、掘り出し格安物件が見つかったからといって準備も十分ではないままに出店を急いでしまい、結果、最悪のパターンをふんでしまった。というような話も聞きます。

そういう時に限って物件が粗悪品であったり悪意のある物件だったりする事もあるからです。カフェとはいえ、立派な商売です。客商売をやるからには見切り発車でとりかかる訳にはいきません。2店目、3店目の出店ならば慣れも経験もありますから失敗を回避できるでしょうが1店目というのはやり直しがききません。

十分な準備と情報収集で取り掛かっていってもらいたいと思います。

次回、カフェ開業その2では、オープンしてからの運営について、書いていきたいと思います。



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